無印良品のシリコーンジャムスプーン、とても便利ですよね。
すくう・塗るの基本的な用途の他にも活用できるんです。
ひび割れ対策もあわせて書いていきますので、お役に立てたら幸いです。
無印良品のシリコーンジャムスプーンとは
無印良品のシリコーンジャムスプーンは、シリコーンゴム製の小型のスプーンです。
ジャム瓶の底からすくい、そのままパンに塗ることができる二役の調理器具です。
引用: 無印良品
仕様・混率 本体: ナイロン、シリコーンゴム 耐熱仕様 外側(シリコーンゴム)200℃、持ち手(ナイロン)180℃ 食洗機使用可否 可 電子レンジ・オーブン使用可否 レンジ不可・オーブン不可
無印シリコーンジャムスプーンはこんなに使える!活用法5つ
シリコーンジャムスプーンは多用途に使えます。
また、2つ以上のアクションを組み合わせて使えるので、とても便利です。
①すくう
スプーン本来の役割、すくって容器から取り出します。
②集める
平らな先端と側面、シリコーンが容器にフィットし、食材を残さずさらい集めます。
③塗る
すくってそのまま塗ることができます。
通常のスプーンは窪みに塗るものが残りがちですが、無印のシリコーンジャムスプーンは窪みが緩やか。
シリコーンの柔らかさもあり、簡単に塗り広げることができます。
④混ぜる
調味料を混ぜる→残さず集めて鍋に投入、とスムーズに行えます。
調理中は忙しいので非常に助かります。
⑤食べる
シリコーンジャムスプーンの本来の用途とは違いますが、食事用スプーンとしてもメリットがあります。
柔らかく、先端が平らなので、赤ちゃんの離乳食用のスプーンにも適しています。
子どもが小さい頃に欲しかった!
乳幼児用のメラミンやプラスチックの皿を傷つけないのもいいところ。
ただ、シリコーンの独特の感触が苦手な赤ちゃんもいるかもしれません。
様子を見ながら使ってくださいね。
幼児になってからは、薬を飲ませるのに使っています。
粉薬を練る・アイス等と混ぜる・残さずすくって飲ませるのに便利です。
まだある!無印シリコーンジャムスプーンのメリット
たくさんの活用法があること以外にも、こんなおすすめポイントがあります。
- 食洗機可
- 多用途なので洗い物が減らせる
- 黒なので色移りしても目立ちにくい
シリコーンは食材の色が移りやすい素材ですが、黒にすることで弱点をカバーしています。
無印シリコーンジャムスプーンのデメリット
残念な点はほぼ見当たらないのですが、強いて言えば多用途であるため、器用貧乏になってしまうところです。
「すくう」は通常のスプーンより量が減りますし、「塗る」はバターナイフほどの塗り広げやすさはありません。
こだわる場合は、もの足りなく感じるかもしれません。
ただ、無印のシリコーンジャムスプーンの最大の利点は、2つ以上のアクションをスムーズに行えるところです。
そこを重視するかで、評価が違ってくるでしょう。
無印シリコーンジャムスプーンはこんな人におすすめ
無印シリコーンジャムスプーンは以下のような人におすすめです。
- 「すくう→塗る」などを少ないアクションで済ませたい
- 洗い物は最小限にしたい
- ジャムや調味料をなるべく無駄にしたくない
- 柔らかい食器を多く持っている
- シリコーンの調理器具が好き
無印シリコーンジャムスプーンのひび割れを防ぐ方法
取り扱いによっては、ひびが入ったり割れてしまうこともあります。
まず、シリコーン(シリコーンゴム)製の調理器具・食器の特徴としてはこのようなものがあります。
メリット | デメリット |
---|---|
安全性が高い 耐熱性が高い 熱が伝わりにくく、やけどしにくい 柔らかい素材で、フィットしやすい | 色や匂いが移りやすい 柔らかい素材のため、すり減りやすい |
柔らかい素材であることが、メリットにもデメリットにもなります。
仕様に合わせた取り扱いをする
無印良品公式サイトでは、シリコーンジャムスプーンの仕様が確認できます。
引用: 無印良品
仕様・混率 本体: ナイロン、シリコーンゴム 耐熱仕様 外側(シリコーンゴム)200℃、持ち手(ナイロン)180℃ 食洗機使用可否 可 電子レンジ・オーブン使用可否 レンジ不可・オーブン不可
それほど使っていないのに、劣化やひび割れが発生してしまうときは、注意事項を守ることができていないのかもしれません。
食洗機の使用は可能ですが、レンジ・オーブンは不可となっています。
シリコーン製スチーマーのイメージを持っていると意外ですよね
破損の原因になるので、レンジ加熱するのはやめましょう。
「お取り扱い上のご注意」を守る
また、商品の仕様に続いてこんな表記があります。
引用: 無印良品
お取り扱い上のご注意 火や熱源のそばに置かないでください。
火災予防上、ガスコンロから可燃物までの距離が安全とされるのは、15cm以上です。
火に直接触れていなくても、加熱中の鍋の近くは500℃を超えます。
参考: 東京くらしWEB 消費生活に関わる東京都の情報サイト
基本的にシリコーンは熱に強い性質ですが、無印のシリコーンジャムスプーンは200℃までの仕様となります。
加熱調理中はあわただしいので、つい熱源の近くに置いてしまうこともあるかと思います。
しかし、シリコーンジャムスプーンの破損、さらには危険を招くので避けましょう。
食洗機を使うなら設置場所に注意
食洗機で洗うことはできますが、洗い方に注意しましょう。
食洗機での洗浄中、水流で中の食器が多少動きます。
このとき金属製のスプーンやフォークなどに何度もぶつかると、すり減りやすいシリコーンは破損しやすくなります。
とくにこのシリコーンジャムスプーンは小型のため、少しの摩擦がひび割れに繋がります。
摩擦と食洗機による高温の洗浄・乾燥を繰り返すと、どうしても劣化が早まります。
一番いいのは手洗いですが、食洗機で洗うなら、固いものが当たらない場所に設置しましょう。
食器が動いても固いものに当たらなければ、食洗機を使用しても長く使えます。
無印シリコーンジャムスプーンは調理中のプチストレスをなくしてくれる
無印良品のシリコーンジャムスプーンを見つけたときは、長年探していたものに出会えた!と感動しました。
少しニッチですがかゆい所に手が届くような商品で、刺さる人にはすごく刺さると思います。
経年劣化したらリピ買いしたい!
なるべく長く、たくさん活用していきたいですね。