長年サーモスの水筒を愛用しているブログ運営者の風前です。
とにかく丈夫なところと使いやすいことが気に入り、1本目は10年近く使いました。
現在は2本目の真空断熱ケータイマグを使っていますが、新たに食洗機対応モデルが発売され、そちらも購入しました。
ついに水筒を食洗機で洗えるように…!
食洗機に対応したサーモスの真空断熱ケータイマグJOK-500(ワンタッチタイプ)のレビューと、従来品との比較や食洗機への入れ方の例などについて書いていきます。
サーモスの食洗機対応水筒(JOK-500)はこんな商品
商品名 | 真空断熱ケータイマグ JOK-500(食洗機対応モデル) |
---|---|
大きさ | 約6.5×7.5×23cm(容量500ml) |
重さ | 約256g |
色 | サンドベージュ、ブラック、ホワイト、ライトブルー |
素材 | ステンレス他 |
お手入れ | 全パーツ食洗機対応 |
特徴 | 保温: 69度以上(6時間) 保冷: 10度以下(6時間) スポーツ飲料可(温めていないもの) ワンタッチ・オープンタイプ |
いろはす(540ml)と比べるとやや細く、少し長め。
本体表面は光沢がなく、塗料の細かい凹凸が見られます。
サーモスの食洗機対応水筒(JOK-500)をレビュー
従来品の真空断熱ケータイマグ(500ml)と比較しながら見ていきます。
以下より比較画像は左側が従来品(JNL-502 PRW)、右側が食洗機対応のJOK-500となります。
従来品と同じ容量(500ml)ですが、JOK-500は少し縦長になっていますね。
ボトル本体の質感は、従来品は光沢がありツルツル、JOK-500はツヤがなくサラサラとしています。
以下のように、この塗料が食洗機で洗うことを可能にしている理由の1つです。
(食洗機対応モデルは)食洗機の熱による塗装剥がれを防ぐため、耐久性があり密着性の高い塗料を採用。
サーモス製品情報
ちなみに食洗機対応モデルではない水筒の取扱説明書では、以下の理由で食洗機使用を禁止しています。(パッキンはOK)
- 熱による部品の変形が漏れ・やけど・汚れなどを引き起こすこと
- 塗装・印刷・シールなどが剥がれる原因になること
サーモスに限らず、タンブラーや水筒の底面のシールは商品を保護する目的があるとのことです。
確かに食洗機非対応(左)はシールあり、食洗機対応(右)は印刷のみですね
長く使おうと思うなら、対応していない製品を食洗機で洗うのは避けるのがよさそうです。
重量はJOK-500の方がやや重め。
せんユニット(飲み口を含む蓋のパーツ)です。
ワンタッチ・オープンボタンの幅が広くなり、指で押しやすくなりました。
蓋の輪ゴム状のパーツがなくなっていますが、形状に大きな違いはありません。
細かな凹凸のある表面と違い、飲み口の感触は従来通りなめらかで、違和感なく使用できます。
サーモスの食洗機対応水筒(JOK-500)の洗い方
わが家の食洗機には長いボトルが入るラックがないため、平皿を入れる部分に差し込んでいます。
せんユニットはパッキンを外して一緒に食洗機用小物ケースへ。
画像では、せんユニットが一式入るマーナの食洗機用小物ネットを使用しています。
特にパッキンは軽くて流されやすいので、小物ケースを使うことをおすすめします
ボトル内部の汚れ落ちに関しては、一度インスタントコーヒーの溶け残りが落ちきっていないことがありました。
その後はきれいに洗えているので、洗い上がりの確認だけ心掛けています。
汚れが残っていたり、使う予定があるからすぐに洗ってしまいたい!というときはoxoのボトルブラシがおすすめ。
角度がついた青い硬めブラシは底面周辺、コシのある白いブラシは側面へぴったりと当たって汚れを落とします。
適度な太さのゴムグリップで力を入れやすく回転させやすく、扱いやすいので疲れません。
大きな冷水筒からかなり小さめの水筒まで洗うことができます。
別の安価な商品に替えたこともありますが、結局oxoのボトルブラシに戻ってきてしまいます
また、漂白剤の使用については以下の通りです。(JOK-500取扱説明書より)
- 従来通りパッキン以外への塩素系漂白剤使用禁止
- 酸素系漂白剤も本体外側には使用禁止(内側はOK)
うっかり本体外側に酸素系漂白剤を使わないよう気をつけます
漂白剤の使用には少し注意が必要ですが、普段は食洗機でOKなので、洗浄の負担はかなり減りました。
サーモスの食洗機対応水筒(JOK-500)は子供も使いやすい?
毎日使う子供の水筒も、食洗機対応だったら嬉しいですよね。
JOK-500は子供にとっても使いやすいのでしょうか。
小1の息子の場合は慣れてくれるまで少し時間が掛かりました
保育園から息子が使っていた水筒もサーモスでしたが、飲み口の形状が違います。
短い筒状で、4歳頃からこぼさず飲めていました。
JOK-500は飲もうと傾けたとき飲み物がこぼれる余地があるため、未就学児にはまだ難しいでしょう。
小学生くらいであればだんだん上手になっていくので、様子を見ていけば大丈夫かと思います。
子供用に食洗機対応の水筒を用意すると、夕方からの忙しい時間帯が特に楽になります。
- 小学生以上がおすすめ
- 子供にはワンタッチ・オープンタイプ
- 名前シールを貼るのには向かない
サーモスの食洗機対応水筒には、ワンタッチ・オープンのJOK-500だけではなく、パッキン一体型のJOQシリーズもあります。
よりパーツが少ないため洗いやすいのが特徴ですが
①蓋を開ける ②蓋をを持ったまま飲む ③蓋を閉める
という一連の動作が必要です。
大きくなれば難なくできるので目的に応じて選べばいいのですが、小学生くらいだとめんどくさがって使ってくれなくなるかもしれません。
水分補給自体を嫌がられてしまうとよくないので、ワンタッチ・オープン型をおすすめします
また、名前シールを貼る場合、表面のサラサラ塗装と食洗機の熱で非常に剥がれやすくなります。
記名したい場合は以下のような対応があります。
- 公式オンラインショップで名入れをしてもらう
- 食洗機対応の名前シールを貼る
- 水筒カバーやケースの方に記名する
公式ショップの名入れは費用がかかり、返品不可になるデメリットはありますが、確実です。
食洗機対応の名前シールは熱には強いですが、サラサラ塗装に貼るため絶対に剥がれないとは言い切れません。
わが家の食洗機対応名前シールは、剥がれそうになりながらも何とか持ってくれています
本体への記名は予備として、水筒カバーへの記名をメインとするのが一番かもしれませんね。
特に子供が使う場合は、カバーを同時に購入することをおすすめします。
水筒底面周りの角部分は痛みやすく、水筒を保護するために必須です。
サーモスのストラップ付きマイボトルポーチは底面が強化されているので、底抜けやボトルの傷つきを防いでくれます。
手さげにも斜めがけにもなる2wayタイプで、子供も大人も使いやすいカバーです。
サイズは350〜750mlの水筒まで対応、色展開も多いのでお気に入りも見つかりやすいかと思います。
以下は、息子が年中から3年ほど使っているサーモスの水筒カバーです。(別商品)
息子が保育園入園後、プラの水筒を2本壊してステンレスボトルにしましたが、本体もかなり凹んでます。
底面強化のカバーじゃなかったらどうなっていたか、考えるのが怖い
アクティブなお子さんには特に、底面強化されたサーモスのカバーがおすすめです。
サーモスの食洗機対応水筒(JOK-500)はこんな人におすすめ
メリット | デメリット |
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全パーツ食洗機対応 ワンタッチ・オープンで手軽に飲める | 食洗機対応モデルは少し重い 記名が難しい パッキン一体型のJOQシリーズよりパーツが多い |
上記をふまえて、以下のような人におすすめできる水筒です。
- 水筒を使う頻度が高い人
- 子供や家族の分も水筒を洗っている人
- 食洗機で手軽に水筒の除菌をしたい人
- 子供(小学生くらいから)の水筒を食洗機対応にしたい人
- 仕事中や運転中に使って、洗浄は食洗機に任せたい人
サーモスの食洗機対応水筒(JOK-500) レビューまとめ
水筒は便利で節約にもなりますが、毎日洗うのは意外と気が重いものですよね。
特に家族分の水筒を引き受けている場合は、無理せず食洗機に活躍してもらってもいいと思います。
サーモス真空断熱ケータイマグJOK-500のレビューでした。