食洗機を使う前はいまいち良さがわからなかったのに、導入後は何でも食洗機で洗いたくなってしまった筆者です。
軽くて小さなものは食洗機用の小物ケースに入れて洗っていますが、中で小物同士が接触するため、傷が心配になることがありました。
小物を保護しながら優しく洗える、マーナの食洗機用小物ネットをレビューしていきます。
マーナ 食洗機用小物ネットはこんな商品
商品名 | マーナ 食洗機用小物ネット |
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大きさ | 約180×23×177mm |
重さ | 約147g |
素材 | 本体: ポリプロピレン ネット部分: シリコーンゴム |
耐熱温度 | 100℃ |
本体はホワイト、ネット部分はグレーで蜂の巣型の網目になっています。
ロックは下部と左右の3か所。
厚さはロック部分の出っ張りを含めても2cm以下で、食洗機の皿立てに入れることができます。
やや大きめの小物・さらに小さく薄いものとに分けて入れられる仕切りつき。
伸縮性のあるシリコーンゴムネットが形や大きさの違う小物をホールドし、水流で動いて摩擦が起きるのを防いでくれます。
マーナ 食洗機用小物ネット 実際の使用感をレビュー
マーナの食洗機用小物ネットは、ネットが中身に合わせて伸縮することで小物を固定してくれます。
ただその仕組みから、中にどれくらいのものが入るのかわかりにくいという点があります。
どの程度伸縮し、どれくらいの大きさ・数が入るのか、実際にやってみました。
シリコンカップはこれくらい入ります
中サイズのシリコンカップ(直径5.8×高さ2.7cm)は6つ入りました。
横から見ると厚みが出ていますが、これくらいであれば余裕をもって入りますし、皿立てに入れるのにも問題ありません。
水筒の蓋を入れるとこんな感じ
次に食洗機対応の水筒の蓋を入れてみます。
サーモスの真空断熱ケータイマグ500mlのふたユニット(全4パーツ)を入れてみると画像のようになります。
入れ方のコツとして、厚みが出る部分はネット中央近くに寄せるようにすると収まりがよくなります。
厚さは最大4cm程度になりますが、皿立てにも立てることができました。
皿立ての幅が狭い場合は、上下逆にすると入りやすいですよ
画像は食洗機洗浄・乾燥直後のものです。
ネットがしっかり固定してくれるため、洗浄後も小物の位置がほとんど変わっていません。
優しく保護してくれるマーナの食洗機用小物ネットですが、その代わり乾かしにくいという点がデメリット。
細かい隙間に水が入り込むため、ネットを外して水を切り、乾燥させるという一手間がかかります。
この点が購入するかどうかを決めるポイントの一つになりそうですね。
その他にも、以下のようなものを入れて使用しています。
ドレッシングボトルのパーツはセリアの食洗機用小物カゴ(大)に入れたかったのですが入らず、マーナのもので洗っています。
食洗機だと油汚れが残らず快適です。
小さめのものであれば、パッキン付きの保存容器の蓋などにも便利です。
パッキンのみならセリアの小物カゴを使うのですが、蓋も同時に洗いたい場合はマーナの出番になります。
気軽さで選ぶならセリアかな
更に小さなもの用エリアの容量
区分けされた小物エリアは、内寸が約160×10×33mmほどの大きさです。
商品説明には「お弁当ピックなどに」とありますが、食洗機対応のピックは少ないのが現状なんですよね。
わが家では以下のようなものを入れて使っています。
大きさや形によりますが、箸置きなら3、4個ほど入ります。
箸置きは陶器製が多く、割れ防止のためにはマーナの小物入れが適していると言えます。
私は箸置きのためだけにマーナの小物入れの水切りをするのが面倒なので、水筒パーツなどを洗うとき一緒に入れてます
その他に薬味用ミニトングや骨抜きなども入れています。
マーナ 食洗機用小物ネットはこんな人におすすめ
メリット | デメリット |
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シリコーンで小物の動きを防ぎ、摩擦を防止できる 薄いので食洗機の皿立てに入れられる | 手でシリコーン部分を外して乾燥させる手間がかかる 伸縮部分に洗いたい小物が入るかの予想が難しい |
以上から、マーナの食洗機用小物ネットはこんな人におすすめします。
- 小物を傷めずに洗うことを重視する人
- シリコンやポリプロピレンなどの柔らかい小物を中心に洗いたい人
- 食洗機が小さめなどの理由で、場所を取らない小物入れが欲しい人
縦横の長さで勘違いしやすいですが、マーナの食洗機用小物ネットは薄型なので、大容量ではありません。
「セリアの小物カゴ(大)より少し入る」というのが個人的な感覚です
容量よりも、洗うものへの優しさや食洗機への入れやすさに焦点を当てた商品です。
そこを考慮すれば「買って失敗した」ということにはなりにくいでしょう。